ミー

沈黙の艦隊のミーのレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
4.3
adoのエンディングを劇場で聞きたくて観に行ったので原作一切知らず泣ける戦争映画なのかとそこまで期待せず(ごめんなさい)観に行ったら凄い面白くて、全然泣ける戦争映画じゃなかった

大沢たかお演じる海江田の微動だにしない艦長ぶりが強すぎる

何が起きてるのか何を考えているのか分からないまま不気味な海江田と第7艦隊とのやりとりにハラハラする
ソナーマン達の演技が特にリアルで、こんな風に日本の安全は守られているのだなと潜水艦の乗組員の皆様には改めて頭が下がる思いだ

漫画的な発想だからか、中高生の息子たちも凄く面白かったと言っていた
原作者は絶対厨二病だろ、とも(褒め言葉)
難しすぎる軍事用語もそんなに使われていなくて分かりやすかったし、水中の潜水艦の話なので目まぐるしさもなく淡々と海江田の指示のもと進められていくのが不気味であり清々しい

たつなみの若い乗組員がお腹が痛くなったのは緊張からなのかも知らないけど、何かの伏線だったのか
入江や内閣総理大臣は何を考えているのか、いないのか

続きに期待

ネタバレの内容と現在の社会情勢との絡みは、正にそれ!と私が思った事が、毎日新聞の滝野隆浩さんが書かれた「ひとシネマ」の記事に書いてあった
ミー

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