おっくー

沈黙の艦隊のおっくーのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

すっごいモーニングっぽいストーリー。
専門知識で何となくの凄さを演出し、壮大な構成で引き込む、この手法で終始楽しく見れた。
さて具体的内容であるが、大沢たかお演じる海江田艦長の狙いが分からぬまま、進行していき、それを予想しながら見た。結局全く分からなかったが、そもそも情報が少なすぎた。
①独立国「やまと」
②世界をひとつの国家にするという目的
③日米間のリヴァイアサン計画
④日本の核武装を匂わす計画の存在

2時間でマジでこんなもん。あとは交響曲流して米国の潜水艦沈めて、内閣の意味わからん&意味無い話し合いだけ。沈める過程は想像力豊かならもっと楽しめると思うし、凄く凝った構成だったと思う。俺が馬鹿だったので、淡々と見てしまった。反米感情がある人間ならマジでスッキリすると思う。
また多分インド洋沖に至るまでに原作では色々な過程があったり、深町(玉木宏)の深堀りもあるんだろうと思う。ただこの映画では、基本的に中途半端だった。深町(玉木宏)は海江田の元部下ということくらいしか分からず、シーバット艦長室で交響曲を流していた入江(弟)は、海江田が見捨てた入江兄の弟ということしか分からない。本当にそれだけ。「たつなみ」が米軍からの攻撃を受けるとなった時に、海江田が「深町なら避ける」と確信していたが、深町が優秀だという描写はとても少ない。海江田の策略を勘づいたという点においては優秀なのかもしれない。ただ、それだけだ。もう少し分かりやすくしてくれても...という感じ。
沈黙の艦隊のターゲット層に自分は入って居なかった。総じてそう思った。
多分反米大沢たかおファンかつミリオタ
これがターゲットだ。だれが見るというのか。以上感想終わり。
ただ、音楽が良い。迫力もある。大沢たかおの演技が凄い。
それだけ。海軍の色々に興味があるとまた違うのかな。adも歌ってました。世界をひとつにします。誰よりも自由な大沢たかお。俺はワンピースを見ていたのか...?
後半パート、Amazonプライムでやるなら見ます。金はあんまり払いたくないかも。
おっくー

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