映像が息を飲むように美しい。
セリフは少なかったものの 、95分の短い時間の中で少女コットの成長をすごく丁寧かつ繊細に描いている。特にラストのシーンは圧巻。泣きはしなかったけど、うるっときた。
きっとコットは”愛されること”を感じたかったんやろうと今思う。本当の家族からの温かみを預かってもらっている夏の間で少なからず心のどこかで知れたはず。ショーンがだんだんとコットと打ち解けていく様子がとても心温まった。こんなにも感銘を受けた映画は人生で初めて。今年見た映画の中で間違いなく1番良かった。始まりから終わりまでどのシーンを切り取っても非常に見る価値のある場面ばかり。映画史に残る名作。