今日実家帰るね。月曜は仕事だから日曜に帰ってくる。夜ゴハンは用意しとくね。
妻が子供達とこの週末、茨城の実家に帰りました。月イチくらいで訪れるこの自由な時間(割といつも自由にさせていただいておりますが)。
アイルランドが舞台、ということで気になっていたので仕事を早めに切り上げ、いざ。
ゲール語っていうんですか。アイルランド語。あんまり聞き慣れませんが周りの景色見ながらだからか耳に優しく思えました。髪をとかしながら数えるのが美しい。
原題は英語だと『The Quiet Girl』、邦題が『コット、はじまりの夏』。全然違うじゃん。
とにかくこの女の子は喋らん。
原題どおり静かに大人の言うことに従ってます。
心を閉ざしてるんじゃなくて閉じちゃってる感じ。
自分ちが、ダメとうちゃんはじめ設定として、居心地悪く居場所の無い感じに描かれてます。でももっともっと悪い環境はあるから、とか考えちゃいましたがそれでもコドモの意欲を削ぐような環境であることは間違いなし。
いくつかの後ろ向きな理由で夏休みの間、親戚夫婦の家に預けられます。
おじさんが素敵。
現れた少女コットちゃんとどう接していいのかわからん感がメチャクチャ出てます。牛舎の掃除、フラリといなくなったコットちゃんを怒鳴りつける。
そういうことか〜。単にどう接していいかわかんないだけじゃあないんです。
街へ服を買いに行く、あの辺でおじさんは決めたんでしょう。
泣きそう。前向きなお話でした。これからも毎年夏休みにはおじさんおばさんの家に行かれるし。あのとうちゃんなら喜んで送ってくれそう。
『コット、はじまりの夏』、なるほど〜。
帰りの電車でレビューを書き、家に着いてこれからカレーをあたためて、いただきます。感謝。