たまご

コット、はじまりの夏のたまごのレビュー・感想・評価

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)
4.4
愛される、大切にされる経験は子どもの成長にとって、絶対に必要だ。全ての子どもは平等にその権利を有しているはずだし、なくてはならないもの。
期間限定の生活ではあったけど、間違いなくコットのこれからの人生の骨格を作ったはずだ。

ショーンは赤毛のアンのマシューみたいな、典型的な不器用おじさんだった。コミュニケーションの中で、言葉って実は大して取るに足らないものだと気付かされる。

やはり走るシーンが印象的。彼女が駆ける意味が少しずつ変わっていく。同じ走るのでも、大好きなものに向かっていく方がずっと良い。

ゲール語(アイルランド語)の映画を初めて観た。
場面ごとに英語と使い分けている意図が分かれば、もう少し深く理解できたかもしれない。
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