このレビューはネタバレを含みます
置かれた環境は違うが、自分の子どもの頃の古傷が痛むような感じ。
最後のパパ、発言は切実かつ複雑です。
コットの親はコットを虐待してるわけではないようだが、微妙に冷たくて。少なくとも子ども目線には立ててない感じ。
その点親戚の夫婦は、子ども目線に立ってくれるとても良い大人。
だが親戚夫婦に親権はないので。コットが大人になるまで責任持てる権限はないのが、もどかしい。
最後実の父親がコットを追ってきて、親戚のおじさんに泣いて抱きついてる姿見てたから。実父が何か感じて少し改心、してくれないかな。
追ってきてる時点で、コットにまるで関心がないわけでは、ないと思うのだが…
あとコットは良い大人に会えたのは財産とは思うけど、元の少し精神的に過酷な場所に戻るしかない苦さはあるよね。それが現実的な映画だった。
(取り急ぎ感想書いたがまた、後ほど付け足すかも。)
他メモ:
・葬式であった知り合いのおばさん、生活苦か知らないけど嫌味すぎ。このおばさん演技リアルすぎ。子供と遊ばせて預かってるわ、とか言ったけど。どこが?子どもだから何言ってもいいと思って詮索&八つ当たり嫌なやつ。
・途中、コットの父が赤いイヤリングの女性を車に乗せたシーン。他のことで気が散って会話が聞き取れなかったのだが、なんだったのだろう💦後で見返す機会があったら確認したい。
・自然をゆっくり魅せるのが、癒された。水の光も音も綺麗。映画館で見るのに適した、広大な緑の風景が、がいいね!