このレビューはネタバレを含みます
これは私が観てはいけない作品だったかな…?
走り出したコット、それは私だった
瞬間に何かを思い出したように嗚咽した…
涙がとまらない…もうとっくに過ぎた感情だったはずなのに涙が…
コットと同じく夏休みになると親戚の家に預けられていた…
誰も皆、愛情たっぷりに育った訳ではなく、そんな中でも何かを乗り越え大人なって来たはずだ
様々な環境や、親の人間性など、
複雑な条件が絡みあい生きていくのに違いない
たとえ親から愛情を注がれていなくとも、"たったひとり"でも確かな愛情を注いでくれさえすれば人は救われる、が私の持論
だから、そのたったひとりに出会えることを祈りたい
子供は大人が想像する以上に全てを見透かしている
特に私はそんな子供だったのでしょう
だから親から嫌われたんだろう😓
自分が大人になり母親となった時、嘘のない母になりたかったし、
なることを心に決めていた、
子供をいちばんに大切にしたいと思う気持ちが自然と宿っていた、
出会う方々に全身全霊で尽くす事が必要される職業にもつけた、
辛い出来事は魂を強くすると聞いた事がある…
職業柄、辛い体験をたくさんする事となったけれど、私の子供時代の経験はすべてに生かす事ができたし、そう言う意味では親に感謝をしている
心の弱い人間では務まらなかったでしょうから…
コットはこれから…
強く生きていける、必ず
ショーンに抱きしめられたコットは決して忘れることのない温もりを肌で覚えたことでしょう…