寝るのだいじ

アイルトンセナ 〜音速の彼方への寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

常に謙虚で全然スターぶらない。
マシンとテクニックで純粋に勝負したい。
年長者と対等に戦おうと、若手だけど実力主義で頑張っていた。かっこよかった。
純真すぎて、政治だの金だのに飲み込まれて、マシンを利用し殺されたような話。

時代背景や、母国ブラジルの現状などが映っており、セナがどれだけの人の心を支えていたのかが感じられた。
また、カメラやマシンの技術革新も映像として見てとれる。
当時の様子や海外での雰囲気知るのにも良い作品かも。

打ち所が悪かったとしか言いようがなく、打撲ではなく破片が刺さっての重症で、あと15cmズレてたら生きてただろうと。
マシンの中で死ねたのは本望なのかな。
とても悔しいが、財団設立やその後のF1での死亡事故が起きてない対策のきっかけになったと思うと、よしとするしか無い……。