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アイルトンセナ 〜音速の彼方へのkanaのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

フォードvsフェラーリに影響されて、モータースポーツってめちゃくちゃカッケ〜〜!!ってことで鑑賞。(隠せぬにわか臭)

アイルトン・セナって、モータースポーツに詳しくないわたしも名前は知ってました。ワールドチャンピオンに三度も輝き地位を確実なものにし、世界中のF1ファンから今でも愛されてる人物。

生い立ちやオフの日のプライベート映像、本人や家族へのインタビュー、ライバルであるアラン・プロストとの闘いまで...めちゃくちゃ豪華なドキュメンタリーだった。何よりレース中のオンボードカメラの映像まであって興奮せずにはいられなかった〜!これまたIMAXで観たら凄いんだろうな。

時代が進むにつれてコンピューター技術が向上し、マシンの性能の争いになりつつあるF1の現状に苦しむ姿は見ていてつらかった。まして政治が介入するなんてもっての他。マシンにレース直前まで苦しみ、前日に仲間の事故死を目撃し、精神的に相当参ってる中、"あの日"を迎えたセナ。最期はあまりにも悲しすぎて涙が止まらなかった...

あと、アラン・プロストって今作でめちゃくちゃ悪者みたいになってるけど、調べるとセナとはプロストの引退後にちゃんと和解してるし、セナのお姉さんが設立したセナの財団にも入ってるし、セナ家とも親交があるんだってプロスト本人がインタビューで答えてて、なんだか気の毒に思えた..
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