パリのセーヌ川に浮かび、精神疾患もつ患者が来るデイケアセンターであるアダマン号という船の中での人々のドキュメンタリー。
映画にはなっていない暗い部分もたくさんあるだろうとは思う。
でも、個性の尊重とか、多様性の時代とか言われつつも、それが実現できるというのはユートピアなのではないかと思ってしまうくらい、自分の日常に落とし込むのは難しい価値観だという気がしていたけど、限られた空間での話とはいえ、ほんとうに互いの個性を大切にしている場所がとすれば、とてもすごいことだと思う。
そしてアダマン号の人たちの創造性に驚いた。