李

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターの李のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最近は難しい映画も多く映画の楽しみ方見方も多種多様だけど、タイタニックは映画の真骨頂って感じ、人の心を掴むものがすべて詰まってる。恋愛映画パニック映画史実映画、どこから観ても完璧で1秒足りとも飽きさせない、音楽も映像も役者も本当に素晴らしい作品です。(タイタニックのこのJames Hornerが手掛けた音楽たちは、映画音楽の中でも1番くらいに好き。映画館で聴けて嬉しかったな、)

愛と人生と。沈む時は一緒とどんな時も諦めず絶対に手を離さなかった2人、ジャックの手を握ったまま目を閉じる選択をせず、彼との約束を果たすため手を離し生きることを決心したローズ、2人の儚く自分を犠牲にできる程の強い愛の物語は苦しいながらやっぱりとてもロマンチック。恋愛映画を1作品だけ体験できるならタイタニックがいいかもしれない。自分の人生を諦めようとしてしまうほど息詰まった世界から手を差し伸べ救い出してくれたジャックとの思い出は、たった数日ながら一生彼女の中で生き続けたこと、あまりにも美しくて胸がぎゅーとなる。結ばれなかったからこそ…「船の切符は僕の人生にとって最高の贈り物だった」😢 今この瞬間と与えられた人生に感謝をするジャックの生への考え方、身をすべて任せてしまえるような"trust me"、どこをとっても最高にかっこよく、観た人皆がきっと恋をしてしまう。この2人以外の乗客の生き様へのフォーカスもとても苦しくて大好きです。タイタニックを観ると余韻が数日頭を巡ってなんだか辛いので気軽に何回も観れないんですが、この機会に久々にジャックたちと航海に行けて良かった。聴きながら帰ったサントラもやっぱり最高に素敵。3Dの必要性だけは観る前も観た後もあんまり分からんけど笑 日本は数年前に上映権も切れてることだし、最初で最後の劇場タイタニックかな…今回観れたことが奇跡。25周年おめでとう🚢㊗️
李