ちゃーりー

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターのちゃーりーのレビュー・感想・評価

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本当に良かった。
もうこれ以上の言葉を綴ることが出来ません!残しておきたい感情はたくさんあるのに、どんな言葉もかないません。

多くの方がきっとそうであったように、レオ様が私の初恋です🍮🥄
幼い頃、金曜日だったか.. 土曜日だったかのロードショーで『タイタニック』を初めて観ました。夢中になって観ていたのに寝る時間となってしまい、それからしばらく結末を知らないままでした。
次の朝目覚めた時に、世界でいちばんかっこいい人の名をどうしても忘れてしまいたくなくて、「デカプリン」と覚えて眠りました(笑)
“こんなにかっこいい人間がいるんだ〜!”と興奮を抑えられなかったあの夜は、可愛らしい思い出です。
レオ様の他の作品は色々と観ましたが、『タイタニック』だけはあの夜の感動を閉じ込めていたかったのか、なぜか鑑賞途中のままで。映画館で観ることの出来たこの奇跡の夜の為に、今まで秘めていたみたいで、十数年ぶりの再会が特別に嬉しかったです。

“ジャックはローズが自分に興味を抱いているのを間違いなく感じとっていると思う。でも、彼女が不快に思う行動を無理強いしたりしない。例えば、自分を押し付けたり、プレッシャーをかけたりするような男ではない。彼女が自分で判断を下せるだけの余裕を、自分との間に取れるようにしてあげている。”

このレオ様の言葉が、語り尽くすことなどできないジャック・ドーソンの生き様に言葉を尽くしていて、私が言葉にできなかった余韻を長く留めてくれています。
初めて観た時はレオ様のかっこよさに盲目的になっていましたが、改めて観た今、ローズの決意と人を信じることへの自信が、本当に本当にかっこよかったです。

Make it count
Meet me at the clock!
今を大切に、時計の前で待つ。

ジャックがこの言葉をしたためた紙切れを、ローズへさりげなく手渡す場面が最高に好きでした〜♡
そしてジャックが自分の人生について、輝く今を逃す気はないと当たり前のように言葉にする場面がいちばんお気に入りです🕰

言葉は本当にすごい力を持っているくせに、時になんの役にも立たなくなる時があります。だからかっこつけた言葉を探すのではなくて、ジャックやローズのようにどんな瞬間も、心の底から思っている本当の感情を言葉にして、生きる人でいたいです。
今年20作品目
ちゃーりー

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