このレビューはネタバレを含みます
実は子供の頃チラッと見たきりで、ほぼ初見。
壮大な愛。
船の上ではそれぞれの人が様々な物語を紡ぐ。
沈没直前まで演奏を続ける人、もう自分たちは助からないとわかっていながら女性や子供を船に案内する船員、逃げることをやめて船でお酒を飲む人、、
沈没した後もジャックは最後まで、ローズのために。
ボートにローズを先に乗せて、その後戻ってきたローズを浸水する地下から救い出し、沈没した後もローズだけを浮いていたドアに乗せて、自分は寒い中でローズを勇気付けて、やがて本当に凍え死んでしまう。
海に浸かりながら凍える中なんとか喋ってローズを勇気づけるジャックのシーンは切なかった。
けれど一番好きなシーンは、最後のローズの写真のシーンかな。
死んでしまったジャックの分も、生きる約束を守って、やりたいことをたくさんやった。
ジャックが遺した命で、ローズは自分なりに精一杯残りの人生を生きた。
様々な人の最後を見る中で、自分の今後の生き方も考えさせられる。
ちなみに、いちばん有名な船上で手を広げるシーンがずっと頭にあって、沈没するときもあの感じで二人で手を広げながら一緒に海に沈むのかと思ってたら全然違ったｗ
いい意味で期待を裏切られたけど、最後まで諦め無い二人でよかった！
