ななみん

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターのななみんのレビュー・感想・評価

5.0
私が「映画」を好きになったキッカケの作品。
一番好きで、一番大切に思ってる作品。

何度もDVDで観てきましたが、今回映画館で再上映されるということで、ぜひスクリーンで観たい!!と思い行ってきました。

予約しないと席取れない地域もあるみたいで凄いですよね。私のところも満席でした。

本当に思い入れの強い映画なので、1番最初3Dで「TITANIC」と文字が浮かび上がった瞬間からうるっと来ました。

代わり映えのない毎日、閉じ込められた環境で苦しかったローズに、違う世界を見せてくれたジャック。ジャックと居るローズはいつも笑ってて、可愛らしくて素直で、ジャックはいつだって真っ直ぐな想いをぶつけて、一途で、優しくて、こんな2人がたまらなく好きです。

中盤前で、ジャックはローズと会うのを禁じられるものの、「一目でいいから彼女に会わせてくれ」と1等客のところまで行くも弾き返される。それでも諦めず、変装して何とかローズを捕まえ呼び止め、初めて想いを伝えるシーンが私は凄く好きです。 「君が心配。そばに居たい。飛び降りる時は一緒がいい」と、この子に相手が居ると分かっていながらも、それでも真っ直ぐに。本当は苦しい彼女を救ってあげたい、この人と一緒にいたい、後悔したくない、ジャックの気持ちがとても刺さりました。

本当に隅から隅で語りたいところですが省略します……泣

最期はジャックの言う通り、暖かいベッドで眠りについたローズ。孫の代まで子供たちに恵まれ、これでもかというくらい長生きもした。それが本当に嬉しかったです。
婚約者から貰った青いダイヤのネックレス。お婆さんになっても持っていたのは、贈り主があの人だからではなく、ジャックと過ごした思い出がそれ以外何も残っていなかったからだと思いました。最後の最後までローズはジャックの事を忘れずにいたんだなと、とにかくそれが嬉しかった。

最後、ダイヤのネックレスを海に投げ捨てたのは、ジャックという存在を取材の人達を通して、人々に受け継ぐことが出来たと確信したからのかなと私は思いました。

ジャックの名セリフ、「人生は贈り物」「どんな手札が来るか分からない、一日一日を大切にしたい」

ずっとずっと受け継がれて欲しい映画です。

産まれる前の映画をスクリーンで見れたことは本当に奇跡でした。25周年、また何周年か後にもやって欲しいです。

大好きな映画。映画タイタニック、ありがとう。
ななみん

ななみん