率直に凄く琴線に触れるとても素敵な映画だった。
多分大人で、沢山の出会いをしてきた人（恋愛だけじゃなくても）は、何か理解出来る部分があるんじゃないかな。
たまに、あの時違う行動していたらあの人とどうなっていただろうと考えている事がある。
仲が良かった幼馴染だったら尚更なのかな。
幼馴染の縁って、小さい頃から知っているから、離れてみて近くにいない事に違和感じたり、大人になっても深い繋がりを感じるのは、そんなに不思議ではないように思う。
その縁が切れ、また繋がった時、運命を感じる嬉しさも凄く共感した。（しつこいが、恋愛対象としてでなくとも）
だからこそ最後のシーンは、完全にナヨンの気持ちが伝わりグッとくるものがあった。
そしてパートナーがめちゃくちゃ良い人。
彼をずっと大事にして仲良くいてほしい。
映画のなかで、ナヨンがヘソンに映画「エターナル・サンシャイン」を紹介するシーンがある。
記憶を消した彼女クレメンタインに、記憶の中で会いにいくジョエルの行動をヘソンに観せて、物理的に遠いだけのヘソンに「NYに来て」とメッセージを送っているように感じた。
ヘソンには伝わったのか分からないが、
大事なシーンなように私は捉えてしまった。
