パスト ライブス／再会のひよこ豆のネタバレレビュー・内容・結末

最初のシーンからもうイラッとしてしまったので、個人的に合わない映画だったんだと思う。
3人が座ってる位置と、夫に背を向けるノラ「あの3人の関係は、アジア人同士がカップルで、白人はガイド？」っていう第三者からの不躾な視線、もうそれだけでイライラしてしまった。
ノラとヘソンは、子供の頃の別れは仕方ないにしろ、スカイプ越しに再開してからは会うチャンス作ろうと思えば作れたのに、それをしなかったのは二人の選択だし「いつ来てくれるの？」っていうのもいやいやそんなに会いたいなら行きなよ！って話だし。それでノラが結婚した後にわざわざ会いにいくって何なの？って思ってしまった。
何か特別な事情があるかと思いきや特になく、結婚の話まで出た彼女と距離を置いてる状態で過去の想い人に会うとか、今の彼女への裏切り行為じゃんって思ったし、ノラもわざわざ夫が不安になるような事なんで言うの⁉⁉それで次の日も会いにいくとか理解できない…。

夫がめちゃめちゃ優しくてついついそっちばかりに感情移入してみてしまったのはあると思うけど…。なんで4人がけテーブルでノラとヘソンが隣同士で座るの？
3人がカウンターで並んで話してる時も夫が韓国語分からないとは言ってもそんな話する？夫の横で二人だけの世界に入ってめっちゃ口説いてるじゃん！ってイライライライラ…予告編のシーンここか！って思ったけどまさか横に夫がいる場面だったとは…
カメラワークも意図して夫のアーサーを完全排除してる場面があったりで、ノラとヘソンにとってはその空間がロマンチックなものかもしれないけど、観てるこっちとしてはお花畑にいる二人と可哀想な夫、の図に見えちゃって腹立って腹立って仕方なかった。
ラストもラストで夫の前で泣くなよー泣くなら一人で泣きなよーって冷静に見ちゃったし最後まで好きになれなかったな…。
怒りに任せて書いちゃったけど映像は綺麗だったし、評価が高い映画なので、本当に個人的に内容が合わなかっただけだと思う。