このレビューはネタバレを含みます
今世のこの別れが終わりではない
というテーマはドラマ「トッケビ」等、韓国作品の多くの場面で人々を切なくさせ、また勇気づけてきた。
それを美しく理解しやすい姿に作り上げたこの映画が新鮮に映り,改めてアメリカの賞レースでも評価されたのかも。
魂の輪廻以上に,
「自分は独立した人間である」
ということを理解して初めて、人との健全で共に引き上げる関係を築けることを、
主人公がまだ若い時点に、口論もなく静かに実践しようとしていることが本当に素晴らしかった。
「自分に正直に!周りを巻き込んで不幸にしてる私達って悪い人間よね(陶酔)!」
の対極を、正しくも間違いでもなければ、不幸でも損してるでも無い、また別のあり方だと見せてくれて感謝。