めちゃくちゃ良かったのだが、ふと「マディソン郡の橋」に対する(数日間会ってただけの女がひたすら男を思い続けるなんて男視点のファンタジー)って批判を思い出し、ならばこれ(女視点のファンタジー)だわなと、ちょっと思ったりもする。
終映後「あのバーで○○をほっとくのが有り得ない!ひどい!」という声が聞こえたのだけど
あのシーン実はもっと酷い仕打ちをしてると僕は見てて、その前の会話とかで韓国語分からないふりしてるだけよね?と解読してるんだけど
そうみると、件のバーのシーンは胸が痛い。
ラスト付近で出てくる2人の足下にハッキリ描かれているラインを見せたりと構図の使い方やごく僅かな表情や仕草の捉え方とかすごくよく出来てる。
主要登場人物の誰に心を寄せるかで好き嫌い出そうな物語ではある。