このレビューはネタバレを含みます
アーサー(ジョン・マガロ)が優しすぎた。
妻のノラ(グレタ・リー)の寝言が韓国語だから僕にはわからないノラの世界があると思ってしまうというシーンやノラが洗面所でへソン(ユ・テオ)と会ったことを話し、男らしい韓国人と言うシーンなどアーサーにとって不安になることがたくさんあるはずなのに、バーでも久しぶりの再会だからと邪魔しないようにする立ち振る舞いはアーサーのような立場にならないとわからないが普通出来ないと思った。
さらに最後のシーン(アーサーは不安だから外でタバコを吸って待っていたと思う)で泣いて帰ってきたノラを抱きしめてあげるなんて優しすぎるし、ノラの言動(ベッドで語り合うシーン。ノラの回答はアーサーが求めている言葉と違うように感じた。事実、アーサーはその後愛情を確認したりしていた。)や行動(韓国語の寝言の話しをした後で、アーサーの方を見向きもせずにノラはへソンとバーで2人で話していたり)も含めてバー以降のシーンではモヤモヤした。
良くも悪くも盛り上がりのない映画で途中眠気が襲ってきてしまったのが悔しい。
イニョンって言葉いいな！
『Before Sunrise』や『Before Sunset』のような映画だった！
感想を話していて気付いたことだが、最初はへソンの視点で見ていたのに上記洗面所のシーンからアーサーの視点に自然と変わっていたことにびっくりした！
