なんとか我慢していたけどレイトショーの帰りの車の中で1人泣きながら運転した。
なんで泣いたのだろうと自分でもわからなかったが時間が経ち振り返ると、多分自分の人生の過ぎ去ってしまった、もう後戻りできないいろんな瞬間を思い出してしまったからかもしれない。中年になる、ということは今後の老いを想像することではなく過去を失っていくことなのだと気がついてしまったのだ。
監督自身の個人的体験に基づく作品とのこと。だからこそ恋愛映画という枠にはとどまらない人生の哀愁や美しい面が詰まった作品だったたと思う。
傑作