今は今。
もしもあの時…と考えることはたくさんあるが、それは今世ではない現実、ない運命だということを思い知らされる。
ナヨンが結局どんな気持ちなのか…モヤモヤさせられることはあったけど、曖昧な部分が逆にリアル。物語自体は普通なんだけど、窓越しのショットや長回しのショットがとっても良かった。
通常だったら恋の邪魔者として扱われるであろうポジのアーサーが、人間味があり、視聴者が思うであろう感情を体現しててよかった。
最後のヘソンの「クッテ ボジャ」の一言が切なさを増す。12年前のヘソンなら、自分の気持ちを正直に吐露していただろうか。