こんなにゆったりとした韓国映画は「逃げた女」以来かな
3つのパートがどれも良くて、しかも日本人的な感覚だとも思った。もどかしくて、ぎこちなくて、切ない。
学校帰りのふたりの会話。
SNSで繋がった後のズキズキドキドキするようなPC上のやり取り。
そして、ようやく再会出来た後の顛末。
脚本が秀逸。それぞれの場面でどの人物にも感情移入してしまう。
再会した瞬間のヘソンの何とも言えない複雑な表情、完全に同一化してしまった!
それにアーサーの気持ちも…
ただ唯一、ラストのノラの号泣の意味が…
夫の肩にしがみついての号泣。本当の真相は何処にあったんだろ?と、同性として考えてしまった。韓国人気質ゆえなのかな?