このレビューはネタバレを含みます
一組の男女の24年間の関係を描いた物語。
とても美しい映像と、テンポのよい編集でうっとりと魅入ってしまう。
ココナダを彷彿させるようなセンスの良い画面の構図。
幻想的な描写は「アフターサン」を思い出した。
また、音響も印象的でずっと何かしら音が鳴っており、この幻想的な世界観の創造に大きく貢献していると感じた。
これがデビュー作とは思えない、間違いない傑作でした。
ただ、個人的にはヘソンもアーサーも好きになれない笑
本当に個人的な感覚で、作品の評価には関係ないのだが。。
ヘソンは最後まで妙に物分かりの良さそうなところが嫌だったし、アーサーはベッドで自虐的になるところが嫌だった。