初監督作にして、前回のアカデミー賞にだいぶ絡んでいた本作。パストライブスの意味は前世?でしょうか。劇中でいうところの、イニョン=輪廻転生をキーワードにしたラブストーリでありつつ、とにかくアーサーという登場人物のことだけがひたすら好きになる映画でした。演じているジョン・マガロも大好きになってしまう。
まさか駆け落ちするつもりじゃなだろ?
えっ?するの?(are you?)という面白すぎるセルフつっこみ。
僕に勝ち目ないよねこれ。ってベッドでいじけてみたり。
韓国語勉強して彼女の寝言を理解しようとしたり、義理の両親と花札したり。
何より最後のシーン...ほんとにどこまでいい奴なんだお前は!!
正直アーサーがいいやつすぎて、主人公2人の事が途中からどうでもよくなってきていました。笑
なんにせよある意味ではそれほど新鮮味のないラブストーリーを、丁寧なクオリティでここまで楽しく観せられるのは凄い。面白かったです。