本作が長編映画デビューとなるセリーヌ・ソン監督が、12歳のときに海外移住した自身の体験を基にオリジナル脚本で描く、渋いラブストーリー。
第39回インディペンデント・スピリット賞作品賞受賞。第96回アカデミー賞で作品賞と脚本賞にノミネート。
ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、初恋どうしだったが、ノラが海外移住してしまう。12年後、ニューヨークとソウルで暮らす2人は、オンラインで再会するもすれ違う。更に12年後、36歳となったノラは結婚していたが、ヘソンはそれを知りながらニューヨークを訪れ、2人は24年ぶりにめぐり会う。
究極のネタバレ厳禁作品。脚本にやられた。
でも、36歳にもなって初恋を引きずっている男、ダメでしょ。