美しい映像の中で繰り広げられる、初めましての俳優たちによる大人のラブストーリー。でも、頭に浮かぶこれまでの大人の恋愛映画とは違った趣だ。キーワードとなる「縁(イニョン)」は、日本語だと「袖振り合うも多生の縁」がしっくり来るような気がする。
映画ではなく、私の話↓
先月、ある人から「前世で一緒に仕事か活動をしていた気がします。高知とか海の近くで」と言われた。彼女には元々すごく共感出来る部分があって親しみを感じているのだけれど、私には前世の記憶というものがないので、正直に「それは分からないけれど、ご縁があったのかもしれませんね」と答えた。気になって「私は男でした？女でした？」と聞くと「それは分からない」とのこと。
彼女と私との縁を結び付けてくれた共通の知人も前世で一緒にいたらしい。その人は最近、急逝してしまった。前々日までいつもと変わらず彼女と会っていたという。私は自分の体調不良で、その人と会うはずの日に会えなかったことが悔やまれる。今生ではもう会えないけれど、来世ではまた会えるだろうか。
