恋愛が始まる前のドキドキ感を久々に思い出して夜風がエモい…。
あの日、Y字路で別れた幼馴染。12年ぶりの画面ごしの邂逅、そこから更に12年を経てのリアル再会。記憶の中のあの人はもういないけど、相手の解像度が上がるほど好きになってしまう切なさ。
文化系ハイソ監督ならではの「こんなの金持ちしかできねーよ」感はあったけど、映し出される画の構図もシチュエーションもひたすら気持ちよい。セリフや編集の間も心地よくて、これが初監督作と思えないセリーヌ・ソン監督のセンスに脱帽。オシャレ映画を今後も撮ってくれそうで楽しみ。
映画としては超楽しんだけど、旦那と初恋の人を引き合わせるノラの行動がホラーすぎる！2人だけを置いてトイレに行くな！笑
あの日、こうしていたら…系として恋愛に限らず今後悔がある人すべてに刺さるだろう作品。すべての決断を経てここに私たちはたどり着いたのだ。
