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ミツバチと私のCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

ミツバチと私(2023年製作の映画)
2.5
【淡々としすぎて......】
第36回東京国際映画祭で『20000種のハチ』こと『ミツバチと私』を観てきた。

自分の肉体と性との関係に違和感を抱える子どもの淡々とした日常をハチミツ栽培と絡めて描く作品。ホームビデオのようなドキュメンタリータッチで、ジェンダー論的概念を知らぬ者のモヤモヤを紐解いていくアプローチ、確かにベルリン国際映画祭で俳優賞を受賞したのも納得ではあった。しかし、あまりに淡々と事象を並べていくので、全てが代替可能なものに見えてしまい、結局重要そうに思えるハチミツ栽培の要素が不要なものに思えてしまい、それはそれでどうかと感じてしまった。
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