木村久佳

ミツバチと私の木村久佳のレビュー・感想・評価

ミツバチと私(2023年製作の映画)
2.0
性的マイノリティであることを完璧には自覚できない幼い子供を持った家族の物語。自分がどう接していけばいいのか、周りの目から守ってあげればいいのか、悩める人に寄り添ってくれる映画だと思う。
ただストーリーの展開は平坦で、テーマがテーマだけに必ずしも答えを得られるものではない。テーマの視点こそ良いものの、うまくそれを描写できているかというと悩ましいところがある。2時間超えの長尺の割に「まあそうなるよね」といった展開ばかりのほか、性的マイノリティをテーマにしたほかの映画で見たことのあるシーンが多い。
木村久佳

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