このレビューはネタバレを含みます
教養がなさすぎて、完全に消化しきれなかった。
ただのメモ書き。
もう大人になってしまって、自分は頭が固くなってしまったんだな、と思った。
ジェンダーに多様性があることは知ってるし、こうあるべきだ!みたいな考えは持ってないけど、体は男性で心が女性の人が憧れる「女性」が何なのか、いまだにわからず…簡単に理解してるとも言えず…
性別なんて関係ない、自由だ、と言いつつも、男女にそれぞれのステレオタイプがあるからこそ性自認に葛藤があるのでは。
そして、性への違和感を受け入れるには、そのステレオタイプを通して、他者に認識してもらうことが必要なのかな。
女性的な名前そのものが重要なのではなく、女性的な名前で他者に呼んでもらうことで、女性として初めて認識されたように感じる、みたいな。
“男っぽい”名前の女の子もいるし、髪の毛の短い女の子もいるけど、
ステレオタイプの女の子でいることで、
体と心のギャップを埋めようとしてるような気がしてる。
自分が髪の毛を短髪にしたくないのは、「短髪は女っぽくないから」じゃなくて、「似合わないから」。けど、これも髪の毛を伸ばすことを社会的な性の認識の中で許されてるから、そもそも「女っぽくないから嫌」っていう感覚が生まれないのか。
うまく言えない。
すごーーーく難しくて、簡単に分かったようになってはいけないテーマやけど、
最後、家族みんなが主人公を探してるの見て安心した。
性についてはそれぞれの考えがあるけど、その子自身はちゃんと大事にされてるんやと思うと。
映画としては、
言語も文化も分からないまま見たから、
よく分からないシーンが多すぎた。笑
登場人物の関係もよく分からへんかった。
ちょっと勿体無い…😢
見る側の持ってる知識も重要なんやなって思った。