最近の映画記録、TIFFでみた「20000種のハチ」のこと。
ワールド・フォーカスのバスク映画特集の一本で、ベルリン銀熊賞をとったスペイン映画。
8歳の少年アイトールの一家が、夏休みにフランス領バ…
【#東京国際映画祭】「#20000種のハチ(#ミツバチと私)」(#ワールドフォーカス)8歳のアイトールは男の子と言われると違和感があり、自分が何で男の子の名前や洋服、身体が嫌なのか、悩んで苦しんで答…
>>続きを読む東京国際映画祭で観てきた。映画祭では原題の直訳で「20000種のハチ(仮題)」となっていたぞい。
性的違和を感じている子供を主人公にした映画は最近だけでもセリーヌ・シアマの「トムボーイ」やドキュメン…
このレビューはネタバレを含みます
感情の機微がとても複雑で繊細に描かれる。ひとつひとつ生まれてくる小さな感情たちは時に嬉しく優しい心の癒しとなり、時に苦しく悲しく心を傷つける。そしてその小さな体では受け止めきれないくらいにとてつもな…
>>続きを読む子供がトランスであるという事実に対しての、お母さんの「性別なんか関係ないと教えているのに余計なことを言わないで」という言葉やお父さんの「まだ性を自認するには早い」という言葉。このセリフ選びが確実に、…
>>続きを読む『20000種の蜂』で検索しても出てこなかったがタイトルが違ったのね。フランス側のバスク地方からバカンスでスペイン側(この2つにまたがってるところが示唆的なのか?)へ来た一家の日常をただただ見る映画…
>>続きを読む『トムボーイ』を想起させる幼少期、思春期以前の子供が、ジェンダーという概念に向き合っていくという映画だが、上記作品と比べるとかなり凡庸な印象ではあった。
敢えて特筆するとするなら、「名前」と「子供の…
このレビューはネタバレを含みます
出生時に異なるジェンダーを割り振られた幼い少女が十分な言葉も持てぬまま、混乱と不安を招くばかりのこの世界を生き抜くこと、真の名前で呼んでもらうこと。トランスの子供を描く映画『トムボーイ』や『リトル・…
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