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剣とは何か?剣は、命を奪う物。刃を向ければ、相手は警戒し、身構える。強さを、全面に、出すことも、そう。相手は、怯えてしまい、警戒する。自分が、殺気を、放つから、相手も、殺気を、放つ。自分が、殺気を、…
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/僕は20歳だった。それが人の一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。恋愛も思想も家族を失うことも、大人たちの仲間に入ることも…
>>続きを読む武蔵(たけぞう)が闇の中で3年間熟練した後、正式に「宮本武蔵」という名称を与えられた後の話。本格的に武蔵の強さが見られる映画でもある。「二十一歳、まだ遅くない」という台詞と自分を3年間待ってたと、ど…
>>続きを読む1981年1月9日、池袋・文芸地下で鑑賞。(2本立て、内田吐夢監督の「宮本武蔵」連続上映)
内田吐夢監督の宮本武蔵五部作の2作目。
暴れん坊でしかなかった「たけぞう」が「宮本武蔵」となって、剣の…
第一部の野獣のような武蔵(たけぞう)から、3年間の幽閉生活を終えて人間宮本武蔵になった。
勉学に励んだことにより、人間になったので殿との会話も大人な感じで一部よりも暴力的なエネルギーは少なめ。
それ…
内田吐夢監督による
宮本武蔵5部作の第2作。
本作は剣の道を進む武蔵の、
吉岡道場、宝蔵院との
戦いを中心に描いている。
姫路城に籠もってから3年が経過し、
すっかり人らしくなった武蔵。
その…
2時間弱の尺で武蔵が刀を抜くのは最後の10分。そこに至る吉岡道場も宝蔵院もあえて決闘シーンを流し、焦らして焦らして最後に大爆発。用心棒、椿三十郎で殺陣に革命がもたらされた影響をもろに受けているらしく…
>>続きを読む内田吐夢監督/錦之助「宮本武蔵」シリーズ二作目。
三年の幽閉を経て姫路を離れ、名を新免武蔵から宮本武蔵と変え、強きを求めて、京の吉岡一門、奈良の宝蔵院と渡り歩く。
メロドラマを挟みつつも、錦ちゃん…