3年間の幽閉後「たけぞう」から「むさし」へ。
吉岡道場や宝蔵院との関わり、戦わずに負けたりするが、何と言っても般若坂での闘いとその後の無常感、そして最後の独白に尽きる。
そしてロケーションは相変わら…
白鷺城の窓なし部屋に3年間蟄居していた武蔵(たけぞう)は、ようやく許されて外に出ます。宮本村のたけぞうは、城主より宮本武蔵の名前を貰い、全国を武者修行することになります。外に出れば3年のブランクを感…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
武蔵(たけぞう)から武蔵(むさし)に名を変え、剣の道を極めると決めて、強くなる方法を求めて旅をする話。途中戦わずして、負ける。言伝ても言い忘れるほど動揺した。自分自身で出していた殺気が、自分に跳ね返…
>>続きを読む1981年1月9日、池袋・文芸地下で鑑賞。(2本立て、内田吐夢監督の「宮本武蔵」連続上映)
内田吐夢監督の宮本武蔵五部作の2作目。
暴れん坊でしかなかった「たけぞう」が「宮本武蔵」となって、剣の…
一作目同様ウェルメイドだが、ラストの大立ち回りまではゆったりとした日常描写が多く、興奮度は総じて低め。よく言えば余裕がある作り。クライマックスも「あえて」完全に溜飲を下げさせてくれない感じが不敵でか…
>>続きを読む宮本武蔵に対する愛を感じる!
最初の方の「剣を己として生きよう」のシーンの明るいところと影になっている部分がきれい。
家々や道などの様子がその時代を感じていい。
木村功の酔っ払い様もなんだか好き!…
――主演も脇役も死角なし!武蔵映画の最高峰!――
若々しい萬屋錦之介が、宮本武蔵を好演。
胤舜を演じた黒川弥太郎や又八の木村功、清十郎の江原真二郎のオーラが半端ない。超豪華な映画で面白かった。
あ…