おもしろかった~
主人公が西田ひかるに似てるなーと思いながらずっと見てました。
てか、もしかしてこれメーガン・マークルへのすんごい嫌味映画なの??だとしたら最高よ!!!
白人社会で黒人ハーフとして生きることの複雑さはアジア人や他人種と比べてもっと複雑なんだといちいち描写で言ってくる前半。
しかし、元美容師してて生活荒れてて家出してきた女が、無資格で副校長になれるってどういう話も無理はあるけどな。。どういう学校やねん。
せめてビジネスで成功ぐらいのほうが現実味はあるけどね。
髪の毛やバスケットや男らしさの見せ方や友達振る舞いなど。白人社会のコードがたくさん。。これは紛れもなく社会的映画ですね。
黒人の息子さんたちが出会う白人ジョークの白々しいこと。泣けてきますね。
黒人兄妹の生きてきたこの生活にもっと描写してほしかった。ただ単なる復讐者としてではなく。
「私と同じことを男性はいっぱいしてるのになぜ私だけ責められるの?」
と開き直る主人公の唯一の切り返しが沁みたわ。だってそれ以外は共感できなくともこの部分だけは共感できるものね。
後半でスリラーへ
ここからネタバレ
逃げ場がなくなったらさささーと逃げるこの悪女いいですね~。
この清々しさ。
一瞬、『US』みたいになっちゃうのかなとヒヤドキするのですが、最後が良かったですね。
それでも女はいろいろなかつら(つるつるの髪質は黒人にとっては整形手術と同じなのです。人種を超えられるのです)を被って生き続けるのです。