ティモ・ローズのポンコツ3部作の最終章。
前作は特殊効果にイッテンバッハまでいたりとドイツのお祭り映画みたくなっていて豪華でしたが、
イッテンバッハもシュナースも不在の今作はティモ・ローズのその力量が試されるわけで、
まぁ結論からゆうとティモ・ローズのポンコツっぷりが遺憾無く発揮されていてやはりオラフ・イッテンバッハは偉大やったっちゅうことやね。
ナチスの最終兵器であるスーパーソルジャーを作るため血清K-7Bで人体実験を目論むゴールドマンと復讐に燃えるベニー、そしてアンデット軍隊を率いていっちょ世界転覆を狙うハウザーと三つ巴の戦いに、最早このシリーズの最終回を飾るに相応しいヘッポコっぷりでオラもオラフもワクワクすっぞ〜
そんな本作は一作目のセルフオマージュなんか、おっさん同士の木の棒でのぼこり合いの誰得復活や、ゴア描写のポンコツさから見てもその名に恥じぬローズ印で、いやはや一作目からの成長をあまり感じることは出来ませんでしたね。
ただラストのゾンビ軍隊とポンコツ達のバトルの末に地球爆発してエンドロール流れるんが三池くんの『Dead or Alive犯罪者』のラストっぽくて痺れました。