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セクシーバイオレンスKIRIKOザ・ブラインドキャットのnonameのレビュー・感想・評価

4.0
「キャット美療」という屋号で出張マッサージ師をしている盲目の女性が主人公です。
最初は「キャットビデオ」かと思いましたが、出演者の滑舌が悪いだけでした。
ヌード写真が印刷された割り符のかけらを探しているヤクザたちに命を狙われ、足の指に挟んだパチンコ玉を飛ばしたり、仕込み杖でなぎ倒していくというお話です。
何を言っているのか分からないと思いますが、見ても分からなかったのでご安心ください。
どこで戦闘術を身につけたのか、なぜ武装しているのか、なぜ割り符を持っていると思われているのかなど、一切が謎のままです。
編集をミスっていて、会話の前後が入れ替わっている箇所もありました。
オープニングクレジットでは特別出演が2人ですが、1人忘れていたらしくエンドクレジットでは3人に増えています。
「もしかして故意に間違い探しを散りばめているのではないか?」そんな気がしてきます。
あとから台本を書き足したような蛇足シーンに淡谷のり子大先生がカメオ出演していたり、ラストで唐突に登場する片桐警視がバスガイドにしか見えないなど見どころが満載です。
これほどの名作ですから当然続編も作られていて、そちらもさっぱり意味が分かりませんでした。
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