松岡茉優

早射ちジョー 砂丘の決斗の松岡茉優のレビュー・感想・評価

早射ちジョー 砂丘の決斗(1964年製作の映画)
4.2
中盤少しダレるがかなり面白い。タイトルから西部劇を連想させるが普通に違った。日活無国籍アクションの隠れた佳作。序盤のナイフのやり取り(木に刺さったナイフを投げ返し、敵の殺し屋の帽子に刺す)など全体的にシネスコを活かした構図がとてもカッコいい。ずっとサングラスをかけた殺し屋役の川地民夫のキャラがとても好き。マジックミラーの部屋で宍戸錠に向けて銃を向けるのほんと好き。奥行きを生かした構図が多いのも良かった。最後の葉山良二の白スーツもキマってた。これは余談だけれど、劇中にて宍戸錠が25口径のベレッタを使っていたのは007(原作小説版)へのオマージュなのか?
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