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感動作品で進めていこう！
本レビューちょっと固め。
メルギブソン初監督作品。顔の半分に火傷を負った元教師と複雑な家庭環境で育った少年の友情のストーリー。
マクラウド(メルギブソン)は怪奇に見えてしまう顔と噂により人を避けて犬と孤独な生活をしている。
劇中でのマクラウドは厳しいけど、真摯に教育と向き合う素晴らしい教師だと思う。
多くの人は人の内面を理解しようとせず、外見や噂により人を判断してしまう。
そこに偏見や差別が加わると、よりイメージは悪くさらには陰湿になってしまう。
本作のテーマの一つは人の偏見。浅く生きすぎていないか？？？人を外見で判断し過ぎていないか？？？
一方でチャールズ(子供)はその家庭環境から空想癖がありボーといてしまう。本人にも自覚がある。そして将来への不安も持っている。
チャールズが勉強を習いたいとの申し出を
最初は断るマクラウドだが、次第に熱心に教鞭を振るうようになる。
一生懸命に教え教わる。その心の繋がりは
歳の差なんか関係ない。心を通じ合う友情である。
本作のテーマ二つ目は友情、人は信頼できる人を見つけて関係を築いて行けば、一歩前に進む事ができる。前向きになり希望も持てる。
この二つのテーマは生きる上で重要で、日常的に意識しないといけない問題だと思う。
本作はこの二つのテーマが同時並行的に進みそしてラスト‥。
こんな清々しいラスト久しぶりです。
めちゃくちゃ感動します。ホント言葉は入りません。
ラストに向け感動込み上げる作品ですが、
マクラウドが孤独に閉じこもる描写や火傷を治さない理由など重要と思われる要素の映像が少ない‥。ちょっと残念。もっと感情移入できたと思います。その分ちょっとマイナス
