このレビューはネタバレを含みます
素敵なレストランに行って、写真映えする前菜がたくさん出てきたけど味も食感も似たり寄ったり、あげくメインのお料理はレトルトのハンバーグだった。みたいな気持ちになる映画だった。最後はお料理のってるお皿まで100均に見えてきたわ…
ジヌは地味な下着が好きというマウントと、ミソが住んでいた部屋にハウンが住んでそこをアトリエにするところはとても好きだった。けれど「苦労する私」を想像するティーンが一生懸命に書いた小説みたいだった。ミソとハウン、二人が絵描きとして研鑽して、一つの作品を作り上げる幻のアーティストになる…そこをメインにもっと骨太な映画になりそうだったのに、もどかしいと思った。