写真みたいな絵を描くハウンとピカソみたいな絵を描くミソ、自然豊かな島で共に育ち、成長とともに価値観のすれ違いや自分の人生を見つめる、という内容はエモ映画でありがちだと思うけれど、自由で個性的なミソ側から型にはまった生き方を選んだハウンの人生を見ていくのが、今まで見てきた映画とは逆で面白かった。
愛おしくて、憎くて、嫌いで、でも会いたい、みたいな矛盾だらけの感情に共感。作品全体を通して相反したものを描いているのが印象的。ゴタゴタがあった後わだかまりを抱えたままだけれど何も無かったように接するのもわかるなー
終始「おい、男！ピョンウソク！！」ってなってた。結局異性が絡むと面倒。
ミソがハウンの未完成の絵の続きを描くシーンには思わずやられた。
