教育と洗脳は恐ろしい。
ものすごく大変な思いをして北朝鮮から出たあとの老婆と幼児たちの言葉を聴いて愕然として恐怖を覚えた。信じ切っている。
織り交ぜられている脱北者たちの証言を聴いて、私がこの国の実態をあまり理解できていなかったことに気づかされた。
脱北の困難さはいろいろな数字でも語られていた。
ドキュメンタリーとしてとても秀逸で、作り手の主張を一方的に押し付けるのではなく、観る者に考えさせるような作りになっているように思った。
さて、我々も同じように盲目的になっていることはないだろうか。外や他を知ることの重要性を改めて感じさせてくれた作品。