いくつか北朝鮮に関する映画は観てきたけど、脱北の最初から最後までを追いかけた命懸けのドキュメンタリーは、ずどんとくるものがあった。
メコン川を渡る細長い舟の上での家族の不安と安堵とが混じり合う表情が、、岸辺についた後の牧師へ感謝する気持ちまで、近くにいるように伝わってきた気がした。
安全だということを確信してから、体系的に教育を受けてやっと初めてこれまでの常識を覆すような真実を認めることが出来るんだ、そのくらいプロパガンダとは想像以上に根深く根を張っているんだということ。。。
北朝鮮での生活は貧しく厳しいけど、外の国はもっと貧しいんだ、だからここはユートピアなのだと、比較を用いて国民を洗脳しているという話も心底恐ろしかった。