劇場で見る機会を逃して、NHK-BSの前編/後編で。
たったの20日間の一部を覗き見ただけである。
常に地球上のどこかで戦争が起こっていることを、私たちは忘れがちだ。
敵の遺体でもない、自分たちの隣人の遺体を、次々と土の中に放り込む。埋葬もできない。
そして産病への爆撃。
英語で伝えたいという警官。
フェイクニュースが重大な問題だが、真実がフェイクニュースだと利用される最悪の世界。
情報がなく、自国の軍に攻撃されていると思い込む人々。
みんなどこへ行けば良いのかわからない。
安全な場所などない。
映像の力は大きいけれど、この映像を多くの人が見ても、まだ終わらない現実がある。
かくいうわたしも、自分の家でお風呂上がりに見ているわけだ。