「目を背けてはいけない、フェイクではない戦争犯罪の真実」
AP通信のチェルノフ記者たちは、戦争の惨状を伝えるため命懸けの撮影を決行する。
『私たちは歴史を正しく記録し、真実を明らかにし、マリウポリの人々や命を捧げた人々が決して忘れられないようにすることができます。なぜなら、映画は記憶を形成し、記憶は歴史を形成するからです。』
チェルノフ監督はアカデミー賞授賞式でこう語った。
「娘は戦場で生まれた」(2019)を見た時と同じ居た堪れなさを突きつけられる実録映像。
終わった歴史ではなく、現在もなお多額の支援金を注ぎ込み続く愚かな戦争。