本当に辛くて今まで見た戦争映像の中で1番怖かったし震えた。映画館の音響設備で空爆や戦闘機の音をよりリアルに感じて、本当にずっと不快感と恐怖に襲われてる感じ。
でも、この痛みを感じることに意味があると思った。
日本の戦争映像を見ても「昔のこと」という感じで、現実感をあまり感じてなかったんだけど、今回は本当に都会での私たちの暮らしにすごく近い生活の中で平気で民間人が虐殺されていく映像に、恐怖と何もできないやるせなさと、苛立ちと、人間ってなんなんだろうという絶望と、負の感情すべてがぐるぐる回ってただただ悲しくなった。
でも戦争のシーンって今も昔も変わらない。こんなに生活は変わったのに戦争は変わらない。同じ悲劇を繰り返し続ける。なんで？
なにより子供たちや妊婦が次々と亡くなっていくシーンは本当にキツかった。悔しくて涙が止まらなかった。
見るのが怖いとか、ツラいという理由でこの悲劇から目を背けちゃいけない。この痛みを感じて関心を持つこと、考えることが、今後の正しい判断に絶対に影響すると思う。そういう思いを込めて★5.0。
戦争なんてなんの意味もない愚かな行為。
戦争を始めたやつは全員くたばれ。
