観終わった自分の感情をどう言うふうに書けばいいんだろう…
マリウポリでの20日間。
日毎どんどん近づく爆音、
映像ではっきり見ることのできるほどの爆風による空間の歪み
人が次々と亡くなる様…
街に色がなくなり…
あまりの惨劇に息苦しくなる。
これは自然災害??嘘でしょって思うほどの街の映像。
人が指示し、人がしていることなの?!心ある人間が出来ることなのか?!と頭がおかしくなる。
観ながら苦しさに加え、怒りのような感情がわき、これを誰にぶつけたら良いのか…
深く掘った穴に遺体を運びこむ作業されていた方にインタビューに答えた印象深い一言。
「…どんな感情でいればいいんだ」
マネキンかと思うくらい剥き出しで重なり合った遺体の山…
処理しても処理しても増え続ける遺体
その中には小さな子供の死体も…
感情なんて持ってしまったら気が狂ってしまうような惨状で、ロシアの攻撃はやまないんだから、そりゃ無にするしかそこに立っていられない…
この方に限らず、話す方たちの言葉や映像が頭に残る…今、無事でいてるのかどうかも…
自分がこのドキュメンタリーを観て泣いて感じて考えて何ができるかって…
何もできない…でも
こんなことが世界のどこかで起きていて、不安と恐怖と絶望の末、命を奪われてしまった人がたくさんいること。その中には希望を持ってこの世に生まれてきた赤ちゃんや未来を担う子どもや若者もたくさんいること。この子達がいったい何をしたの?!
どうしてどうして何のために市民が殺されなければいけないのか。
命の危険にさらされながら撮影し続け発信してくれたこの映画を、たくさんの人が観て知って欲しいと私も思います。辛い苦しい現状です…これが世界の裏側で起きていること。
どう伝えていいか文章もまとめられないままレビュー終了🌀
皆さんのレビューが素晴らしい