今生きてる人たち全員が観ないといけない。
絶対に観ないといけない。僕の中でこの作品を映画という認識はできなかったので評価つけないようにしときます。
かつて、ナチス政権は確かにひどかった。世界大戦もそう。でも正直それらを作品にされたところで現代を生きる僕らにはどうしてもピンとこない。それは仕方がない事だと思う。考えないといけない事なのは間違い無いんだけど、理解するには少し無理がある。
そういう教育をされてきたんだから。価値観が変わりすぎてしまった世の中だから。
でもこの映像は違う。紛れもない現代におきた惨劇で、戦地の中、発電機でスマホを充電してる映像をみて自分ごとと捉えざるを得ないでしょ。今このレビュー打ってるスマホを手に持って人々は明かりを確保してるのに、そこかしこで爆撃音が鳴り止まない。
脳の処理が追いつかないチグハグ。
ノースフェイスのダウンを着てる人たちが血まみれなんだよ。チグハグ。
何も知らずに生きるのは無責任すぎる。
ニュースやネットの情報でウクライナ侵攻を知った気になるのは無責任すぎる。
この作品を見る前の自分が情けなくなった。
何にも知らなかったし、知ろうとしなかった。この世には知っておかないといけない事が必ずある。それはこの映像だと僕は思う。
まだこの作品を映画館で観てなくて、
そんで僕のこの感想をみて「オレは知ってるけど？」「気持ちよくなってんなー」とか思ってる奴らほど観に行ったほうがいい。
ピンとこないと、おかしな話。
