ひじき

虎の尾を踏む男達のひじきのレビュー・感想・評価

虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)
4.0
11月2本目。

映画の作りがかなり独特で、今見ても新しい。虎の尾を踏む の意味は「非常に危険なことをする」。

1945年に製作されたことに驚く。あまり予算をかけてないことは見ていて明らかだが、それでもこういった作品が出来る黒澤が凄い。

道化役の榎本健一が素晴らしく、喋っている場面は彼の独壇場。常に目が釘付けになる。

何か見たことのある話だと思ったら、元になっているのが昔授業で見た歌舞伎の『勧進帳』だった。
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