配信を見たけど折角の機会なのでティーチ・イン付き舞台挨拶にも参加。
率直に感じたのは25分という短い尺の中に重要なテーマを詰め込みすぎたかな、と。
認知症になってしまったおじいさんの話、親友のモモコ(有村架純)との関係性、自分の進路や今後の目標。
流石にこれらをすべて網羅し、描き切るには時間が足りない。
またWOWOWの企画であり、土屋太鳳初監督作品なので仕方ないのかもしれないが、リアルな身内を出して構成していくやり方も懐疑的。
スタッフが皆プロフェッショナルで素晴らしかったという事を強調していたけれど、それなら監督としてもはっきり割り切ってやったほうがいいのではないかな？
う〜ん、活躍目覚ましい有村架純と土屋太鳳の女優コラボを凄く楽しみにしていた分…
これなら、序盤のシンプルな会話劇を全面におしだしてほしかったところ。
不思議なダンス(あの手の表現重視のダンスは本当によく分からず苦手)が入ってきたり、モモコの過去まで出てきたりするのでまとめきれていない印象は強く、ポテンシャルを活かしきれずな残念さが残ってしまった。
