harunoma

Prelude ~プレリュード~のharunomaのレビュー・感想・評価

Prelude ~プレリュード~(2023年製作の映画)
1.1
1カットほど草叢の光のでたらめなアップの繋ぎがパロディアスっぽくていい。回想の兵隊が若松っぽいデジタル。
アクターズなんちゃらというオムニバス(オムニバスという安売りは『10ミニッツ・オールダー』(Ten Minutes Older)2002年、エリセ、ジャームッシュ、ゴダール以外成功したためしがないから、少なくとも1本だけに絞って長編にすべき)というレベル以前に、如何に俳優という人種がゴダールが言うように馬鹿であるかが分かる(映画制作において俳優は何もできない)。156人しかマークしてないのもっとすごい。

84歳の山崎裕が撮影というのがうけるが、途中食堂での切り返しは、有村架純の方がタイトに、顔の大きさを土屋の方が自分の顔を小さく見えるように無意識的にサイズを違えて撮影しているのが、だらしない。まだまだ有村レベルでは到底ない。
パッケージも含めて、すごい恥さらし。
柄本佑 森山直太朗のパートもやばい。映画のセンスはこの程度です、という態度表明において、今後の俳優業も危ぶまれる。リカルド・トレパを出せばいいだけでした。
シネフィルなら長谷川博己とかが監督やればいいじゃないか。
harunoma

harunoma